皆既日食が見られる皆既帯は、太平洋側のオレゴン州から、大西洋に面したサウスカロライナ州まで、実に12もの州にまたがっています。
現地では“Great American Eclipse”とも名付けられ、太陽高度が高い日中に起こることから、近年稀に見る大天体ショーとなることが期待されています。
数ある観測地の中で、この時期の天候が安定しており、特に条件がいいとされるアイダホ州東部、標高1600メートルの高原にある町を観測地に決定いたしました。
この周辺には、イエローストーンやグランドテトンなど、アメリカ中西部を代表する国立公園が集まる場所でもありますが、もともと8月は混雑のために園内の渋滞が慢性化している時期でもあり、それに加えて世界各地からの皆既日食観測ツアーのバスが大量に流入することが予想されます。
そこで、今回は、皆既日食の観測のみに目的を絞った、コンパクトな3泊5日(8月19日出発~23日帰国)のツアーといたしました。