山火事(WILDFIRE)とセンターピボットによる影響について

― 当ツアーの今回の観測地選定にあたっては、万一の際の複数の通行ルート確保や、当日の空の状況に応じてのフレキシブルな対応等も考慮いたしました。

乾季にあたる夏のアメリカ中西部では、WILDFIREとよばれる山火事が頻繁に発生します。
これは秋から春にかけての雨季に、大量の降雨や積雪のある地域に形成される森林が、夏の長い乾季の間に極度に乾燥することで、落雷や樹木同士の摩擦によって発火するものです。

また、多くの国立公園や国有林をもつアメリカでは、“森林火災も自然の一部”との考えから、“自然発火による森林火災は原則として消化活動をしない”とされているため、広大な森林を延焼しながら何日も燃え続けている様子は、例年日本でも報道されているほどです。

イエローストーンの山火事(2016年8月22日撮影)
イエローストーンの山火事
(2016年8月22日撮影)
イエローストーンの山火事②(2016年8月22日撮影)
イエローストーンの山火事②
(2016年8月22日撮影)
グランドテトンの山火事(2016年8月23日撮影)