旧市街の中心は、スペインの植民地から国家として独立を果たした記念碑の建つアルマス広場。その西側には、重厚なネオクラシック建築のチリ・カトリック総本山であるサンチアゴ大聖堂が建っています。天を突くような柱とその天井には美しい装飾が施され、聖母マリアを中心に、守護聖人カルメンやヤコブの像が並びます。
もともとは造幣局として建設された旧大統領府で、“チリの9・11” ともよばれる1973年のピノチェトを中心とした軍によるクーデターの舞台となった歴史上重要な遺産。
コキンボの丘に建つ巨大な十字架の塔。西暦2001年に、3番目の千年紀を迎えたことを記念したもので、展望台からはラセレナへと続く美しい海岸線と、丘に階段状に立ち並ぶカラフルなコキンボの町並みが一望。
港町で世界遺産でもあるバルパライソは潮風の影響を受けるため、錆びないトタンを外壁に使う家屋が多く、その殺風景な風景を変えるために色を塗ったり絵を描いたりしたのが始まりで、現在では町中で見られるようになったストリートアートを一目見ようと、世界から観光客が集まるスポットにになった。